京都の二十四節気・行事

【二十四節気 立春(りっしゅん)2/4〜2/18頃】野菜・果物

立春(りっしゅん)の時期の野菜・果物

<さやえんどう>

さやえんどうは、マメ科エンドウ属の野菜です。さやえんどうは、豆が大きくなる前に収穫した、えんどうの若いさやを食用としたものを言います。

さやえんどうの生産地は、鹿児島県、和歌山県など暖かい地域で栽培されており、旬は春先から初夏にかけてです。ただし、ハウス栽培などで全国でも栽培されているため、通年で食する事ができます。

<アシタバ>

アシタバは、セリ科シシウド属の植物です。日本原産の多年草となっています。明日葉と言われるように、今日摘んでも、明日にまた新しい 芽がでるといった成長がとても早い植物です。生命力が強いため、長期間収穫することができる植物です。暖かい地域で栽培されやすく、主に八丈島や、伊豆諸島の太平洋沿岸などで多く生産されています。

旬は、2月の中旬からとなっています。栄養価がとても高く、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。

また、食物繊維も豊富で、ケールなどの約2倍も含まれています。昔から身体に良いものとされ、重宝されてきました。セリ科特有の独特の香りが特徴です。

<ブロッコリー>

ブロッコリーは、アブラナ科アブラナ属の野菜です。日本では、明治時代から食されてきました。花芽の部分を、食しています。アメリカ産輸入ものや、日本各地で栽培されているので、一年間を通してスーパーなどには出回っている野菜です。

その中でも、生産地としては、北海道、愛知県、埼玉県などが多く栽培されています。本来の旬の時期は11月~3月頃までが一番美味しい時期です。

ブロッコリーには、ビタミンCを多く含んでおり、実はレモンよりも多いとされています。風邪予防、老化防止などにも効果があるとされています。また、ビタミンK、Eなども豊富に含まれています。

<伊予柑(いよかん)>

ミカン類とオレンジ類の交雑種と言われている果物です。主な産地は、愛媛、和歌山、山口など比較的温暖な地域で栽培されています。果皮が厚いのが特徴ですが、むきやすく、甘みと酸味のバランスが良い果物です。

<金柑(きんかん)>

ミカン科キンカン属の果物です。ピンポン玉ほどの小さいもので、果皮には、ほどよい苦みがあり、果肉はすっぱいですが、皮ごと食べることができます。砂糖漬けや、金柑酒などにも利用されている果物です。

立春(りっしゅん)の時期の旬な魚

<ワカサギ>

ワカサギは、キュウリウオ科の淡水魚です。細長い魚で、大きさは約15センチほどの小さな魚です。年末から2月にかけてがベストシーズンとなっています。本来は、河川の下流域などに生していましたが、淡水でも生きられるため、日本各地の湖沼、ダム湖などにも生息しています。

主な産地は、北海道、茨城県、滋賀県などです。冬に、氷結した湖面に穴を開けて釣る、穴釣りが有名で、多くの釣り人に人気があります。

<あんこう>

アンコウ目アンコウ科に属する魚。海水魚であり、北海道以南、東シナ海あたりの、水深30mから560mあたりに生息しています。体長は、1m前後にまで成長する。全体が褐色で、頭が大きく、おたまじゃくしのような形をしています。

全体的に、ぷよぷよした感触であるため、見た目は少しグロテスクですが、高級魚とされています。「アンコウ鍋」として、淡白な白身で、濃厚なあん肝が美味しく、人気となっています。

立春(りっしゅん)の時期の花・鳥

<梅>

バラ科。中国が原産であり、古くから日本人に親しまれてきました。花は、五弁となっており、色は、白、紅、薄桃色などがあります。冬の寒い時期につぼみをほころばせて、いち早く春の訪れを知らせるのが梅の花です。まだ寒い早春を思わせる梅の花は、春の訪れを待ちわびる意味として、古来から数々の歌人によって詠まれ、愛されてきました。

<めじろ>

メジロは、スズメ目メジロ科メジロ属の鳥です。全長11.5㎝ほどの大きさで、日本全国に生育しています。目の周りが白い羽毛で縁取られていて、からだは、うす黄緑で、とても愛らしい雰囲気の鳥。椿など花の蜜などを好んで飲んでいます。

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MAKI
京都在住。WEBライターとして仕事をしています。京都のおすすめを日々紹介していきます。